2008年2月22日金曜日

Soupe à l'oignon gratinée 〜オニオングラタンスープ〜

フランスのカフェの定番メニューであるオニオングラタンスープ。
寒い日にフーフーしながら食べるのが幸せ。

先日スーパーの野菜売り場にスウィートオニオンが並んでいた。
辛さが少なく名前の如く甘みの多い玉ねぎで、日本の新玉ねぎのような味わいで私は大好きだ。
少し前までは見かけなかったので今が旬なのかな。
日本の新玉ねぎの季節にはちょっと早いけれど、今宵は日本の春とフランスを思いながら、この玉ねぎでオニオングラタンスープにしよう。にんにく好きの夫にはルクルーゼのガーリックミニキャセロールでサーヴ。
このキャセロールは4年前、夫からリクエストがありお誕生日にプレゼントしたもの。
鋳物ホーローなので温かさが持続するのでなかなか良い。

私は同じくルクのココットロンドミニキャセロール。
こちらはストーンウェアだが、いつか鋳物ホーローのものが欲しい。


レシピの覚え書き。
*材料 / 2人分*
玉ねぎ 大1個
小麦粉 大1/2
白ワイン 50 ml
水 500 ml
コンソメキューブ 1/2個
塩の華 5つまみ(カマルグ使用)
粗挽き黒胡椒 適量(たっぷりと)
チーズ 適量 (今回はモツァレラ)
バゲットの薄切り 4切れ
にんにく 1片(ガーリックトースト用)
サラダ油 大1(炒め用)

*作り方*
◆スープ
1.玉ねぎを繊維をたつように薄切りし、鍋にサラダ油を熱し玉ねぎを弱火〜中火で飴色になるまでじっくり炒める。
(ルクルーゼなどの鍋を使って飴色玉ねぎを作る場合、炒め(中火)→蒸す(弱火)を繰り返すと疲れなくてよい。)
2.飴色玉ねぎが完成したら、小麦粉を振り入れ玉ねぎによく絡める。
3.中火にして白ワインを注ぎ、鍋の底にこびりついた旨味を木べらでこそぐ。
4.白ワインのアルコールが飛んだら水を注ぎ、ブイヨン・塩・胡椒を入れ蓋をしてしばらく煮込み、沸騰したら灰汁を取る。
5.最後に塩・胡椒で調味。

◆ガーリックトースト
1.薄切りしたバゲットをトースターで焼く。
2.焼き上がったらにんにくの断面をバゲットにこすりつける。

◆グラチネ
1.耐熱製の器に温かいスープを入れ、ガーリックトーストを表面に浮かべチーズをトッピングする。
2.オーブンまたはトースターでチーズがとろけてほんのり焼き色がつくまで焼く。
3.オーブンから取り出し、胡椒をガリガリして・・ボナペティ。

本来、トッピングのチーズはグリュイエールやエメンタールを使うようだが、今回は冷蔵庫にあったシュレッドされたモツアレラを使用。
お酒は白ワインを使ったがポルト酒や赤ワインを使ったりするレシピもあるので、いろいろ試してみたい。