2007年11月30日金曜日

L'atelier des chefsでお料理レッスン②

11月の最終日。
この日はL'atelier des chefsで2度目のお料理レッスンです。
前回はエリゼ宮近くの教室でしたが、本日はパリの東・ナシオンのプランタン(デパート)の中の教室です。場所柄すごく庶民的だし、デパート内なので雰囲気もこの前の教室とは全く違います。
本日のメニューは・・・
Filet de daurade sauce vin rouge, riz pilaf aux poireaux
(ヘダイのポワレ 赤ワインソース、ポロネギのピラフ添え) 


Crumble pommes poires, caramel aux epices de vin chaud
(リンゴと洋梨のクランブル キャラメル・ホットワイン味)


この日は2品で1時間のコース。
このコースは通常ならば34ユーロなのですが、特別企画(?)らしく半額の料金でレッスンが受けられました。
しかも赤ワイン一本のお土産付き。
なんだかよく分からないけど、レッスン料は半額だしワインはもらちゃうしでラッキーでした。ちなみにいただいたワインは本日レッスンで使ったワインと同じ物で、ラングドック地方(フランス南部のニームからカルカッソンヌ辺りまで広がる地域)のアペラシオンの一つであるサン・シニアンのドメーヌのものです。

2007年11月27日火曜日

Cuisine fraich'attitudeでお料理レッスン①

12月も半ばなのに、まだ11月の日記を書いてます。

さて、この日はCuisine fraich'attitudeとうお料理教室に行ってきました。
この教室は、新鮮なお野菜や果物をメイン使った参加型レッスン。
教室はキッチュで可愛い感じにまとめられています。
本日のメニューは・・・
salade de navets au magret de canard(鴨とカブのサラダ)


crumble de poires au gingembre
(洋梨のクランブル ショウガ風味)


お手軽・簡単メニューなのに美味しかったです♪


フランスのお料理教室、ちょっと日本と違います。
(あくまで私の知る範囲n=2のお料理教室のデーターですので!!)

①開始時間もしくは開始時間を少し過ぎないと生徒はやって来ない。(日本人時間で行くと誰もいない。レッスンがスタートする気配もないので、時間間違ったかな?とさえ思う。)
②エプロンは教室の方で準備してくる。(持参しなくていいのでラク!)
③包丁は切れのよくないペティナイフ。(もっとよく切れたらいいなぁ~。)
④ルセット(レシピ)はレッスン終了後にもらえる。(見ながらは作らないので先生の話と作業に集中できる。)
⑤料理完成後、席に着いた人からおもむろに食べ始める。(皆揃って「いただきます」ではない。)
⑤後片付けは教室のスタッフがしてくれる。(気がついたらキレイになってるので嬉しい。)
⑥先生は男女いますが、スタッフは男性。(ギャルソン文化からの流れでしょうか。)

・・・と、こんな感じ。
ご参考まで。

2007年11月26日月曜日

妹、帰国。

シャルルドゴールの空港では荷物重量ですったもんだありましたが、妹が無事帰国しました。
毎日一緒に遊んでいた妹が居なくなるのはとってもとってーも寂しいです。。。
朝早かったせいで、空港からの帰りのバスの中ではうとうとしてしまいました。
ふと目を覚まし窓の外を見ると、妹と数日前に訪れた教会が視界に飛び込んできて、すごーく悲しくなりました。妹よ、またいつか一緒にパリの街を歩けるといいネ。
その時はママも一緒だと楽しいだろうな~♪

土曜日に妹とお散歩したサン・ルイ島。
サン・ルイ島とシテ島を結ぶ橋の上で街角演奏。JAZZに合わせて踊ってた女の子、すごく無邪気で可愛かったなぁ。

チョコレート屋さんのショコラ・ショー。甘さ覚悟で妹と半分こして飲みました。でも予想に反して上品な甘さでピカイチの美味しさ。
寒い日にはショコラ・ショーを飲むと身体が温まってきますね。これはサン・ルイ島の教会。
昔、この教会の向かいの部屋に半月ほど滞在しとことがありますが、この教会の中へ入るチャンスはありませんでした。
今日も残念ながら入れなかったです。。。

この日はなんだかたくさんの街角演奏者や地下鉄演奏者に出会い、その度に思わず足を止めて聴き入ってしまいました。
これもパリの醍醐味ですね。

2007年11月25日日曜日

ラスパイユのBIOマルシェとペール・ラシェーズ墓地。

妹、パリ滞在最終日。

パリに来たら一番に行こう!と思っていたラスパイユのBIOマルシェ。でも日曜の朝はのんびりしすぎて近場のマルシェで済ませてましたが、妹パリ最終日ということで行ってきました。

ラスパイユのこの場所には平日もマルシェが立つのですが、日曜のマルシェは全てオーガニックのものばかりが並ぶBIOマルシェなんです。野菜はもちろん、乳製品・パン・お肉にお魚、化粧品などなど。。野菜なんて買わずにはいられないくらい、たくましくて美味しそうなんです。
なので、もちろんたくさんお買い物しちゃいましたっ。こちらは有名なBIOのショコラショー(ホットチョコレート)のお店。
甘すぎず優しい素朴な味です。

私のパリの日曜日も残すところあと数回。
もっと早くから来ておけば良かったなぁ。。。

そして帰り道にピエールエルメで妹がマカロンを買ってくれました。
味もいろいろアレンジされていて、すごく美味しかったです。
クリスマスらしくゴージャスなゴールドとシルバーのマカロン。
ゴールドは栗味で中のクリームには抹茶が入っています。シルバーは白トリュフ味。まず最初に口の中にふわっと白トリュフのアロマが広がり、その後は上品なミルク味が口の中に広がります。
なんとも大人な味のマカロン♪

私はゴールドマカロンが今まで食べたマカロンで一番好き。

お昼はみんなで我が家で簡単に済ませ、午後からは妹とパリの東にあるパリ最大の墓地「ペール・ラシェーズ墓地」へと向かいました。
20区ともなると、ちょっとパリの雰囲気とは違います。
墓地に着き墓地マップをゲット。
墓地といえども観光地なので、近くのカフェで2ユーロで墓地マップが売られていますが、私達は運良く墓地帰りの観光客からもらいました。

パリ一とだけあって、さずがに広い。
斜面に墓地が所狭しと立ち並ぶ姿はちょっとした住宅地のよう。最近のパリの墓地事情によると土地不足らしく、本来ならば土葬だけれど火葬を行う方も増えてるんだとか。
ちなみにこの墓地には火葬施設もあります。

この墓地に眠る著名人は以下の通り。
ショパン。
モジリアニとジャンヌ。
エディット・ピアフ。
ジム・モリスン。
マリア・カラス。(意外にも彼女のお墓は地下のロッカー形式の共同墓地内にありました。)
イブ・モンタン。
ギヨーム。
プルースト。
コレット。
などなど。。それから、フランス初の日本人の日本式のお墓もあります。
どうやらこの方、パリ万博の際に日本の長崎から派遣された役人でパリに着く直前に船の中で急死し、パリを見ずに亡くなられたそう。

のんびり墓地を散策していると、あっという間に日も暮れてしまいました。

今夜は夫の計らいで、お夕飯はカフェめしをいただき、私は妹のアパルトマンへお泊まり。
その前にオーヴェルカンフのカフェ・シャルボンでワインを一杯ひっかけて帰りました。
夜のカフェもなかなか雰囲気があっていいですね☆

明日いよいよ妹は帰国してしまいます。
さみしーよー。

2007年11月24日土曜日

キラキラ輝くエッフェル塔☆

エッフェル塔は日没後からライトアップされます。
さらに1時間おきに10分間、宝石が散りばめられたようにキラキラと輝くんです。それはそれは、とっても美しくこの上なく幸せな気持ちになります。
なんと表現していいのやら。。。
キラキラの様子、やっぱり写真に撮ると限界があります。
極上のキラキラをブログでお届けできないのは残念ですが、少しは雰囲気が伝わるかしら。
今日は大好きな妹と二人で思いっきりキラキラを堪能しました。
あまりにも美しすぎて寒さなんて吹き飛んでしまい、結局2時間以上公園に滞在して2回もキラキラを見てしまいました☆
今度は夫と是非!

おまけのエッフェル塔。
たくましく美しい足元。

そしてエッフェル塔の真下から、上を見上げた図。

追伸;近々、節電の為にキラキラ時間が5分間に短縮されるようです。

2007年11月23日金曜日

アリグールの朝市と奇跡のメダイユ教会。

まとめ更新をしていると話題が前後してしまいます。。。
木曜日の出来事です。

朝、バスチーユの新オペラ座の前で妹と待ち合わせをしてアリグールの朝市に向かいました。
アリグールは火曜日から日曜日まで、常設市(以前の日記に登場)に加え前の広場で朝市が開れ、野菜や果物などの生鮮食品のマルシェの他にアンティク市(がらくた市)も立ちます。私は葉書売りのおじさんからポストカードを買いました。
ポストカードはフランスの各県毎にきれいに整理されて売られています。
私はモルヴァン、オーベルニュ、ブルゴーニュ辺りで心に響くものはないかと探してました。
すると山道を歩くシャロレ牛と牛飼いの青年が写っているモルヴァンの絵葉書発見。
ツボです。
朝市からの帰り、電車でその絵葉書を眺めていると消印が「24 MAI O7」。
フランスは「日/月/年」の順に表記するのですが、07年って!!
葉書からすると明らかに2007年のものではないし・・・
(フランスは西暦表記なので平成7年でも昭和7年でも、もちろんありません!)
ってことは、1907年!?
今からちょうど100年前の絵葉書。
100年の時を経て私の手元へやって来たなんてロマンティック。

そして以前も行ったオペラのクレープリーで腹ごしらえをして、
サンジェルマンデプレのバック通りにひっそりと佇む奇跡メダイユ教会へ。
この教会は1830年に聖母マリア様が出現したというカトリックの聖地のひとつ。
教会の中には、聖母マリア様の出現をご覧になられたという修道女カトリーヌがガラスの棺に生きたままのお姿で眠っておられます。
(独身時代、奇跡の泉で知られるルルドを訪れた帰り、同じく聖母マリア様の出現をご覧になられたベルナデッタの眠るヌヴェールの教会を訪れたことがありますが、ベルナデッタも同じく生きたままのお姿でガラスの棺に眠られていました。不思議ですね。)
教会の中は、とても厳粛なムード。
私達もお祈りをして、チャームを購入して帰りました。

マレ地区。

帰国まで残り数日の妹。
帰国前の最後のウィークディは何かと雑務が発生してしまいます。
今日は先週記事にしていなかったマレ散策の様子をお伝えします。
その昔湿地帯であったマレは貴族の館が点在するパリの中でも有数の歴史的地区。
しかしオスマンの都市計画から外れたためにユダヤ人が住み始め、次第にユダヤ人街が形成されて行きました。
カトリックは日曜日が労働を禁止している安息日ですが、ユダヤ教は日曜日が安息日でないため、マレ地区は日曜日もお店が開いています。
マレは貴族の館があったり、ユダヤ人街があったり、そしてゲイの街であったりと、いろんな顔を持ったおもしろいカルティエ(地区)です。

写真はユダヤのお店が並ぶロジエ通り。




次回はユダヤの食べ物であるファラフェル(ユダヤ式ピタパンサンド)を食べたいな。

2007年11月21日水曜日

Les Papillesでランチ。

今日はお友達とランチ。
向かった先は、リュクサンブール公園の近くにあるLes Papilles。
ここは☆付きレストランのシェフが独立して作ったカジュアルなビストロ。壁一面にはワインやスパイスなどが陳列されており、これらはどれも購入できます。
今日は「本日のコース」をいただきました。
まずは、カボチャのスープ。
スープはこんなボールに入ってでてきて、スープの具の入ったお皿に、こんな風に注いでいただきます。
美味しそうでしょ!?
メインは豚の煮込み。
これは銅のお鍋に入ってできて、各自思い思いに盛りつけます。豚はじっくりと煮込まれてトロトロで、優しいお味。
メイン料理の後にはフロマージュ。
そしてデセールはオレンジのパンナコッタ。美味しいものを食べると幸せな気分になりますね。

夕方は妹とシャトレ辺りのセーヌから宝石のようにキラキラ輝くエッフェル塔を眺めました。今度は、もっと近くから見ようね♪

2007年11月20日火曜日

指折り数える。

妹とのパリのお散歩もカウントダウンに入ってきました。
寂しいなぁと思う私の心を映し出しているようなパリの空。
偶然、ナポレオンの眠るアンヴァリッドを通りかかった時、こんな光景を目にしました。一体何の催しだったのかな?