2008年4月28日月曜日

旅のあと。

こちらへ戻る前、シアトルのWhole Foods Marketで調達したパンたち。
こちらはバラッドにあるThe Tall Grass BakeryのWhole Wheat and Honey。
の大好物で我が家定番のパン。

そしてこちらは初めて買うパン屋さんのもので、ケントにあるWhild Wheat BakeryのWhole Wheat Hazelnut Currant。

どちらも美味しかった。
でもやっぱりフランスや日本で食べるパンには敵わないけれど。

いつもはネットでお取り寄せしているコーヒー豆。

これは家宝にしたいMacrina Bakeryのカッティングボード。

これでしばらくは旅の余韻に浸れそう。

2008年4月25日金曜日

また会う日まで。

悲しいことに、本日シアトル最終日。

昨夜、ZOKAでコーヒーを飲みながら夫と今日のスケジュールを立てた。
効率よくまわらなければと朝から気合いが入る2人。

まず朝9時にCafe Allegroへ向かう。
アメリカーノを飲みながら、夫は宿題と予習、私はボッーとしたり本を読んだり。
大きな窓から差し込むやわらかい陽射しが気持ちよい。
帰り際、コーヒー豆を買う。
(注:ここの豆はWhole Foods Marketで販売されているAllegroという豆とは関係ありません。)
後ろ髪を引かれながらもCafe Allegroを後にした。

11時半、ランチをとるためにベルタウンにあるMACRINA Bakery & Cafeへ。
お店のマークになっているこの女性のイラストはとても好きだ。
由来はギリシャ神話の中のマクリナという女神らしい。
今日はラッキーなことに待たずに席に着けた。
しかもカウンター席♪
調理する様子を眺められるので楽しい。
ここの雰囲気も料理もパンも大好きだ。

食後、patagoniaに少し立ち寄り、Whole Foods Marketのルーズベルト店へと向かう。
目的は家で楽しむためのパンを買うこと。
本当は個々のパン屋さんに足を運んで買いたいところだが、旅行者の私たちに残された時間はあとわずか。
シアトルのWhole Foods Marketでは地元の美味しいベーカリーのパンがいろいろと取り揃えられているので、1箇所でいろんなお店のパンが買えるのは時間の節約になってよい。

UWへ向かい校内を散歩。
晴れていれば噴水の遙か向こうにMt Rainierが見えるのだが。
今が満開のボタン桜を堪能。
学食に入っているPagliacciでダブルペペロニをちょっぴり早い3時のおやつに。
そして予定通り15時、空港へ向けて出発。
フリーウェイは少し混んでいたが、あっさりと到着。
レンタカーを返却し空港へ。
そして機上の人となった。
写真はMt Rainier上空を通過した時のもの。

シアトルはフランスと同様、長く住んでみたいと思う場所。
今度シアトルを訪れることができるのはいつだろう。

パリ、モロッコ、そしてシアトル×2回。
この2年間、限られた時間と予算の中で素敵な思い出をプレゼントしてくれたに心から感謝している。

2008年4月24日木曜日

Last night in Seattle.

今日はなんだか風がとても強い。

朝食はCafe Allegroにてグレープフルーツジュースとパン・オ・ショコラ。パリで食べるパン・オ・ショコラとは全く別物だけど、これはこれで良しとする。
ちなみにCafe AllegroのペイストリーはEssential Bakeryのものである。

お昼はキャピトルヒルのCafe Presseにて。
ここは最近オープンしたカフェ。パリのカフェをコンセプトにしているので、メニューはパリのカフェの王道であるクロックムッシュ、クロックマダム、オムレツ、ステーキフリットなどなど。
メニューはフランス語で書かれ下に小さく英語で説明書きがある。
夫はもちろん大好物であるステーキフリット、私はオムレツとグリーンサラダ。
驚いたことに、パリのカフェで食べるそれよりもはるかに美味しいではないか。
特記すべきことはグリーンサラダ。
マスタードベースのドレッシングをよく絡めた新鮮なレタスをカップ盛りにしナッツをパラパラと上に散らしているだけの非常にシンプルきわまりないサラダなのだが、ドレッシングの絡まり具合といい、プレゼンテーションといい非常に素晴らしかった。
そしてレシートにはフランス語で「A BIENTOT (また近いうちにね)」というメッセージ。
フランス好きにはたまらない。
ここのコーヒーはCaffe VITAのもの。

それから、このCafe Presseの隣にあるロースターしているカフェもちょっと気になる。

午後は昔私たちの住んでいたBellevueへ行き、新婚時代の一年間を過ごしたアパートの前を通ってみた。

再びワシントン湖を渡り、グリーンレイクへ。今回は訪れるチャンスがなさそうだか、私たちのお気に入りのレストランのひとつである「EVA」。ノースウェスト料理に分類されているが極めてフレンチよりだ、と私は思う。

そしてアーティストの街フリーモントヘ。

夜はave沿いにある行列のできるレストランThai Tomへ。決して清潔とはいえない狭い店内はオープンキッチンになっており、とても活気がある。
料理人はとてもリズミカルに中華鍋をふり次から次に豪快に料理を仕上げていく。
料理を待つ間、タイの屋台には行ったことはないけれど、きっとタイの屋台はこんな感じなんだろうなと想像してみる。

食後のコーヒーはUniversity ZOKAへ。UW出身のZOKAのオーナーが学生の為に作った店舗で、店内はとても広く座席数も多い。

そして日は暮れ、今日も一日が終わった。

2008年4月23日水曜日

いつものシアトル。

午前中はUW内にあるBurke Cafeにて目覚めの一杯。ここは特別コーヒーが美味しいわけではないが雰囲気がとても好きだ。

お昼は知人とランチ。
半年前にオープンしたとうメキシカンレストランにて。
ランチプレートを注文。
夫はメキシカンガスパッチョとチキンタコス、私はトルティヤースープとエンチラーダをチョイス。写真がないので代わりにイラストで。
味もプレゼンテーションも好きな感じだ。

午後は Pike Place Market (常設市場 )辺りを散策。
いろな種類のチューリップが溢れんばかりに並んでいる。
春っていいな。
あ、ぜんまいだ!
モリーユ茸。

このキノコ、以前こちらに住んでいた時、何故か家のベランダに自生していたという思い出のキノコ。

そしてコチラは乾物のパスタ屋さん。
これらの箱には驚く程いろんな種類のパスタが入っている。




散策のあとは、キャピトルヒルにあるCAFFE VITAでまったりくつろぐ。










夜はマディソンにあるスペインのタパス料理のお店Harvest Vineにて夫の誕生日ディナー。
以前も夫の誕生日をこのレストランでお祝いしたので、ちょうど4年振り。こぢんまりとした店内で1階はオープンキッチンになっており、その周りを囲むようにカウンター席がある。
生憎1階はもう満席だったので、今日は地下の席に案内された。
(地下といっても坂道に建物が建っているので地下のような地上階のような。)
スペインを中心としたワインをたくさん取りそろえている。
(グラスワインもたくさん種類がある。)
料理は洗練された仕上がりで美味。

シアトルって、住宅地にぽつんとお洒落で美味しいレストランがあったりするので楽しいなと思う。

レストランで食事の〆にエスプレッソを飲んだにも関わらず、路地裏のCafe Allegroへ足を運びアメリカーノを飲んだ。
夜のカフェもなかなか情緒があってよい。
あぁ、帰りたくないな。

2008年4月22日火曜日

4 days in ・・・

今朝は珍しく6時前にごそごそと起き出し、向かった先は・・・そう、シアトル。
昼前にタコマ空港に降り立ち、レンタカーを借りてひとまず宿泊先のホテルへと向かう。
フリーウェイを走行中、ワシントン州のドライバーはなんてお行儀がいいんだろうと感心する。
南カリフォルニアによくいるような、カーチェース並に車線変更を繰り返す輩なんぞ見当たらない。

我が家がシアトルの常宿にしているのはU-districtにあるHOTEL DECAホテルの雰囲気も好きだし、我が家的には便利な立地にある。お腹も空いて来たので、ランチはave沿いにあるいつものpho屋さんへ。
ここのphoのスープは味がぼやけてないので美味しい。
そしてデザートについてくるしなびたようなシュークリームも好きだ。
このシュークリームは決して美味しいわけではないが、phoの後に食べるとなんだか口がしまってよい。

食後はUW(ワシントン大学)の校庭を散歩。
季節柄いろんなお花が目を楽しませてくれる。

UWのソメイヨシノはとても見事である。
今は葉桜になりつつあるが葉桜もとても美しい。
少量ではあるが時折はらはらと桜吹雪が舞い、緑の芝にピンクの絨毯ができている。
そしてひっそりと咲く可憐な花を久々に目にするととても新鮮である。

++大好きなクリスマスローズ++

++ムスカリ++

++チューリップ++

++これは何だろう?++

++これも桜のよう++

校庭に停まっていた献血車、赤血球の絵が可愛い。

夫がお世話になった先生を訪ね、ご挨拶。
その後、裏路地にあるCafe Allegroでコーヒーを飲みながら読書。(ちなみに我が家はここのコーヒーが一番好きなので、いつもシアトルからこれと同じ豆を取り寄せている。)
シアトルの何が好きかって、こんな空気と時の流れに身を置けることだ。
夕方、メトロバスに乗りダウンタウンへ向かう。
久々に通行人や乗車客に囲まれ人間観察が楽しい。

夜は野球観戦。
球場までの道のりに並ぶ屋台でお気に入りのドラゴンケトルコーンを買う。数あるケトルコーンのお店でココが一番。

ホームでマリナーズの応援ができるなんて幸せ♪と、いささか小走りに球場へ向かう。
少し早めに球場入りし、夫の好物のガーリックフライをつまみにワシントン州の地ビールであるレッドフックをちびちび飲みながら練習の様子を眺める。今日の席はバッターボックスがとても近く、今まで最高の席。
そして忘れてはならない本日のメインイベントは夫のお誕生日。
もちろんGreeting Boardのバースデイメッセージはお願いしておいた。
(セイフィコフィールドのバースデイメッセージサービスにはマリナーズの鞄・キャップ・お誕生日ボール・5ドルのギフトカードなど盛りだくさんのプレゼントが付いており、ちゃんといつメッセージが流れるかも事前に教えてくれた。)
イチローはスリーベースヒットを飛ばし、天城越えも聞けたし、城島もまずまずで、私たちの好きな曲もたくさん流れ、マリナーズは見事勝利を収めた。

そして試合の後はお決まりのアフターゲームホットドック。
(試合の後はホットドックが安くなる。) 今日のホットドックは格別だ。

霧雨の中、歩いてバス停へ向かう。
ストリートミュージシャンの歌声、頬をさす冷たい空気。
私たちの暮らす街とは同じ国で同じ西海岸なのに、なんだか同じ国だとは思えない。
午後11時、ホテル着。

夫の幸せそうな寝顔を横目に、私はパソコンに向かって日記を書いてる。