
昼前にタコマ空港に降り立ち、レンタカーを借りてひとまず宿泊先のホテルへと向かう。
フリーウェイを走行中、ワシントン州のドライバーはなんてお行儀がいいんだろうと感心する。
南カリフォルニアによくいるような、カーチェース並に車線変更を繰り返す輩なんぞ見当たらない。
我が家がシアトルの常宿にしているのはU-districtにあるHOTEL DECA。


ここのphoのスープは味がぼやけてないので美味しい。
そしてデザートについてくるしなびたようなシュークリームも好きだ。
このシュークリームは決して美味しいわけではないが、phoの後に食べるとなんだか口がしまってよい。
食後はUW(ワシントン大学)の校庭を散歩。
季節柄いろんなお花が目を楽しませてくれる。
UWのソメイヨシノはとても見事である。
今は葉桜になりつつあるが葉桜もとても美しい。



そしてひっそりと咲く可憐な花を久々に目にするととても新鮮である。






夫がお世話になった先生を訪ね、ご挨拶。
その後、裏路地にあるCafe Allegroでコーヒーを飲みながら読書。


夕方、メトロバスに乗りダウンタウンへ向かう。
久々に通行人や乗車客に囲まれ人間観察が楽しい。
夜は野球観戦。
球場までの道のりに並ぶ屋台でお気に入りのドラゴンケトルコーンを買う。


ホームでマリナーズの応援ができるなんて幸せ♪と、いささか小走りに球場へ向かう。
少し早めに球場入りし、夫の好物のガーリックフライをつまみにワシントン州の地ビールであるレッドフックをちびちび飲みながら練習の様子を眺める。



もちろんGreeting Boardのバースデイメッセージはお願いしておいた。
(セイフィコフィールドのバースデイメッセージサービスにはマリナーズの鞄・キャップ・お誕生日ボール・5ドルのギフトカードなど盛りだくさんのプレゼントが付いており、ちゃんといつメッセージが流れるかも事前に教えてくれた。)

そして試合の後はお決まりのアフターゲームホットドック。
(試合の後はホットドックが安くなる。)

霧雨の中、歩いてバス停へ向かう。
ストリートミュージシャンの歌声、頬をさす冷たい空気。
私たちの暮らす街とは同じ国で同じ西海岸なのに、なんだか同じ国だとは思えない。
午後11時、ホテル着。
夫の幸せそうな寝顔を横目に、私はパソコンに向かって日記を書いてる。