2008年2月29日金曜日

かわいい野菜たち。

++お菓子のようにカラフルなチェリートマト++

++ミルク色の小さなカブ++

慈しみながら、いただきます。


日々のことを少し。


平日に行っている老人ホームのボランティアではお昼にまかないが出る。
まかないはカフェテリアの日替わりメニュー。
私は夫のお昼の準備があるのでまかないは食べずに帰ることが多いが、自分も調理の手伝いをしいているので、どんな味なのか気になってたまに食べて帰ることもある。
カフェテリアは日替わりメニューの一つだけで、ワンプレートにメイン1品とサイドディッシュが2品、それにデザート。
(ヴェジタリアンメニューも有り。)
飲み物は牛乳、チョコレート牛乳、アイスティ、ミントティ、レギュラーコーヒー、デキャフコーヒー。
メニューはだいたいベタなアメリカ料理かメキシカンなどで、皆さんお年寄りなのにペロリと平らげる。
そんな料理だけど毎回参考になることが何かしらあり、活きた英語に触れることができるので楽しい。

今日のメニューのソースの味が気になったけど、今日のランチは井上絵美さんのレシピでカルボナーラを作ると決めていたのでまかないは食べずに帰った。

昨日眠りながら考えたのだ。
家に眠る数々のレシピ、その中の1割も作っていない気がする。
これでは宝の持ち腐れだし、いつも適当な自己流だと進歩がないし幅が広がらない。
・・・というわけで、いろんなレシピを作ってみようと思ったわけだ。
しばらくは井上絵美さんの料理センスを磨くおいしい決め技を攻略しよう。
ちなみに写真のカルボナーラ、写真はイマイチだけど今まで適当に作っていたカルボナーラよりも美味しかった。
(当然だけど!)

Saigon Bistro

先日、久々にサンレジェ時代の友達に会い、彼女の息子たちをプリスクール(保育園)に送り届けてリトルサイゴンへ。
まだ子供の居ない私はプリスクールに足を踏み入れたことなんてなかったので、未開拓の地であるプリスクールを覗けてちょっと楽しかった。

リトルサイゴンへはよく行くが今日のお店は初めてで、2人でシェアして食べた。
+SUP TOM HUM+
(ロブスターのポタージュ)

+GOI CUON+
(生春巻き)

+BUN CHA CA+
(サイゴン風焼き魚のバーミチェリ)


ヴェトナム料理って好きだなぁ〜。

2008年2月28日木曜日

今週のおやついろいろ。

毎週楽しみにしているお友達とのBaking。
本日は先週に引き続き、A.R.I.さんのお食事マフィンで・・・サーモンとクリームチーズ。
最初食べた時はパクリとあっさり食べてしまったが、クリームチーズがすごく濃厚でずっしり。
クリームチーズをサワークリームにおきかえたらもう少しあっさりになるのかしら。
でもやっぱりA.R.I.さんのお食事マフィンは美味しい。

そして柚子胡椒のクッキー。
柚子のつぶつぶがかすかに見えるでしょ?
使った柚子胡椒はコチラ(リンク先ページの一番下の品番58)。
以前、友達の家で鍋をした時に食べて以来愛用しているもので、この柚子胡椒は柚子の風味もしっかりしてパンチも利いている。
もう他の柚子胡椒では物足りないので浮気知らず。
薬味好きにはおすすめの一品だ。
(コスタメサの日系スーパー ミツワで購入可能。$5.99)
ちょっと話が逸れてしまったが、こんなパンチのある柚子胡椒を使ってしまったのでレシピ通りの分量を入れたらすごく辛くなってしまい日本酒とか焼酎が飲みたくなるような酒の肴系になってしまった。
一晩あけた今日の朝、焼きたてよりは少ーし落ち着いていたがそれでもすごくピリ辛だった。

こちらは番外編の苺ロール。
お友達がおやつに焼いてくれていた。
甘酸っぱい苺と生クリームって最高!
苺の美味しい季節に突入したのでうれしい。

2008年2月27日水曜日

A taste of Home 〜スグに作れるデザート特集。

毎月恒例、アパートの各国レシピ交換会。
今回はこの会発足一周年記念スペシャル“いろんな国のスグに作れるデザートたち”だった。中でも一際目をひいたアメリカのDirt Cake(意味は辞書で調べてみよう!)。
アメリカらしいユーモアのあるお菓子だ。

そしてローズウォーターの入ったインドのラッシー。
以前食べたイランのお米のデザート(お米をローズウォーターで炊いたようなもの)は、化粧品を食べているようでどうも苦手だったが、このラッシーはバラの香りが強くなく、ほんの〜り香る程度なのでとても美味しくいただけた。
ローズウォーターは化粧水というイメージが強いが、東南アジアや中東ではお料理にも使われるのでアラブ系スーパーにはたくさん売られている。

その他もクレープヌテラ、ライスプディング、アップルクリスプ、パパイヤスムージーなどなど盛りだくさんだった。

ベーグル。

去年に比べ、雨がとても多く気温も低く寒い日が続いていた南カリフォルニアだったが、ようやくいつも通りの青空と暖かい気候(日中は暑すぎるくらい。)が戻ってきた。

写真は、この前お友達と作ったベーグル。
横浜の行列の出来るパン屋さんベッカライ徳多朗の徳永さんのレシピ。
とっても気に入ったので、帰国したらベッカライ徳多朗のパンを食べてみたい。

久々の自家製酵母。

友達からオーガニックのレーズンをいただいたので一年ぶりに自家製酵母作りに挑戦。
まず発酵エキス作り。
なかなか思うように進まず、ダメかな?と思ったが通常よりもかなり遅れて何とか発酵エキスが完成した。
そして、いざ酵母おこし。
発酵エキスを全粒粉に混ぜると、しゅわしゅわとなりかなり元気が良さそうだったのでなんだか期待できそうだ。
と、思ったのも束の間で、どんなに待っても膨らまない。
この時期だったら24時間で2〜3倍に膨れるハズなのに。
酵母は死んではないようだし、少しずつは大きくなっているので様子を見ること2週間。
1.5倍位には膨れたものの頭打ち。
鮮度も気になったので泣く泣く中止した。
そして残りの発酵エキスでリベンジ。
今回はなんとか大丈夫そう。
何を作ろうかと今から楽しみだ。

2008年2月25日月曜日

カリフラワーのポタージュ ムース仕立て。

先週末のこと。
ファーマーズマーケットで1株1ドルのカリフラワーを買いました。
おそらくそれは見切り品でその日のうちに食べた方が良いと思われたので、すぐさまポタージュに変身。

*材料*
カリフラワー 1株
水 / 生クリーム / 牛乳 各適量
塩・胡椒(うちは粗挽き黒胡椒)各適量
パセリ 適量 (フレッシュなものなら刻んでおく。)

*作り方*
1.ルクルーゼに切り落としたカリフラワーを入れ、カリフラワーが半分隠れる程のお水を注ぎコトコト煮る。(普通の鍋だったらもう少し水を多くした方がいいかも?)
2.カリフラワーが柔らかくなったら火を止め、バーミキサーを鍋に突っ込んでガーっとつぶす。
(この時つぶした野菜を味見し、あまり野菜の味が感じられなければこの時点で少し塩・胡椒してみる。)
3.生クリームでのばし牛乳を注ぎ好みのゆるさにする。
4.さっと温め直し塩・胡椒で調味。(煮すぎると乳製品が分離してしまうので注意。)
5.器に盛り、パセリを散らす。

一応レシピにしてみたけど、レシピになってないですね。。。
玉ねぎを入れたらもっと旨味が増すのでしょうが、面倒だったのでカリフラワーのみで作りましたが、カリフラワーがすごく甘かったので玉ねぎがなくても美味しかったです。
そしてバーミキサーをかけすぎたのですごくフワフワになっちゃいまして、生クリームや牛乳でのばしてもまだまだフワフワ。
ムース仕立ては偶然の産物だったけど、これはこれで良かったです〜。

ところで、うちは頻繁に野菜のポタージュを作ります。
今回は乳製品を使いましたが、豆乳だったり、乳製品+豆乳だったり。
ポタージュは野菜の旨味を丸ごと味わえ、乳製品などと合わさることによりコクが出て、コンソメなんて使わなくてもとても味わい深く、少量の塩・胡椒で十分(時にはそれさえ使わないことも。)なのが嬉しいです。

2008年2月24日日曜日

a. simon

小さな頃「泡製造器」である泡立て器に淡い憧れを抱いていて、大人になった今でも泡立て器は気になる存在。
4、5年前にシアトルのキッチン用品店で手に入れた小さな泡立て器のキーホルダー。
大切にしていたのに去年どこかに落としてしまった。
同じようなものをいろんなところで探してみたが、なかなか見つからずもうすっかり諦めていた。

前にも書いたが)パリのレアール付近にはキッチン用品専門店が数軒ある。
その中のひとつであるa. simon で、いつもの如く目的もなく店内を見ていたら、紛失したキーホルダーと全く同じ物を見つけた。
そのキーホルダーは2個セットで売られており、在庫は1つのみだったので即お買い上げ。
パリで運命の再会ができて、とても嬉しい。

そして料理教室で使われていたタイプのナイフと皮むき。
料理教室で使ったものは恐ろしく切れ味が悪かったけれど、切れ味が良ければ結構使いやすいので買って帰った。
でも、洗ったら持ち手のニスがボロボロ剥げてしまった。。。

そうだ、パエリアにしよう!

みなさんご存知のように東京の山手線内にすっぽりと入ってしまうほどのパリ。
そんな小さなパリなのに、毎日どこかしらでマルシェ(市)が立つ。
マルシェめぐりはとても楽しく、明日はどこのマルシェを覗いてみようかと考えるだけでもわくわくしてしまう。
そんな時に役に立つのがコチラのサイト。
地区毎のマルシェ情報が分かるのでとても便利。

うちの一番近くに立つマルシェはMarché "Saint-Eustache-Les Halles"。
ある日のこと、この日は魚介類ばかりに目が行った。
美味しそうなホタテ。
美味しそうな魚たち。

ちょうどこの並びに大きな大きな鍋でパエリアを作っているお店が立っていた。
(このお店の写真は撮ってなかったようで残念。)
そうだ、今日のお昼はパエリアにしよう!
まだ温かいパエリアを胸に抱え、勉強中の夫が待つ家へ急いだ。
パエリアにほうれん草のソテ、トマトのバルサミコ和え。
マルシェで収穫したものたちで、ささやかながらも贅沢なお昼ごはん。

2008年2月23日土曜日

塩 ひとつまみ...とは。


最近の懸案事項といえば、一昨年アメリカに上陸してから作成したHPレシピサイトを中途半端な状態で一年以上放置していること。
4ヶ月後の帰国を前に「これではいけない!せめてレシピサイトだけは...。」と思い、普段は計量なんてせずに思いっきり適当に料理する私だが、計量してとりあえずメモ代わりにブログに載せてみた。
ゆくゆくレシピはレシピサイトにまとめようと思う。
しかし何ゆえ、この性格なのでどうなるか分からないけれど。

今日、友達の家で本をペラペラと眺めていた時に「“ひとつまみ”とは親指と人差し指と中指の3本の指でつまんだ量」とあった。
昨日のオニオングラタンスープのレシピで「塩 5つまみ」と記載したのが気にかかりちょっと調べてみた。
“少々”とは親指と人差し指の2本の指で軽くつまんだ量らしいのだが、私は無意識に塩をつまんで数を数えていたので2本の指でつまんだのか3本の指でつまんだのだか分からなくなった。
再現してみると、私はどうやら3本の指でつまむ習性があるようだ。
なので昨日のレシピは「5つまみ」という表現で大丈夫だ。
そこで「5つまみ」とは何グラムなのか気になって、秤で量ってみるも「5つまみ」は1グラム以下らしく秤の値は0グラムのままで正確な重さが分からなかった。
ちなみに「1つまみ」と「(1)少々」を肉眼で比べたら、私の場合「(1)少々」は「1つまみ」の半分強のようだ。

写真はフランスから持ち帰ったカマルグの塩の華。
フランスに居る時は思いっきりバンバンと使っていたけれど、こちらでは貴重品なので少しずつ大切に使っている。
これは20%増量のお買い得品。
しかもフランプリ(庶民スーパー)で買ったので、ボンマルシェ(高級スーパー)なんかで買うよりも2ユーロ近く安かった♪

2008年2月22日金曜日

Soupe à l'oignon gratinée 〜オニオングラタンスープ〜

フランスのカフェの定番メニューであるオニオングラタンスープ。
寒い日にフーフーしながら食べるのが幸せ。

先日スーパーの野菜売り場にスウィートオニオンが並んでいた。
辛さが少なく名前の如く甘みの多い玉ねぎで、日本の新玉ねぎのような味わいで私は大好きだ。
少し前までは見かけなかったので今が旬なのかな。
日本の新玉ねぎの季節にはちょっと早いけれど、今宵は日本の春とフランスを思いながら、この玉ねぎでオニオングラタンスープにしよう。にんにく好きの夫にはルクルーゼのガーリックミニキャセロールでサーヴ。
このキャセロールは4年前、夫からリクエストがありお誕生日にプレゼントしたもの。
鋳物ホーローなので温かさが持続するのでなかなか良い。

私は同じくルクのココットロンドミニキャセロール。
こちらはストーンウェアだが、いつか鋳物ホーローのものが欲しい。


レシピの覚え書き。
*材料 / 2人分*
玉ねぎ 大1個
小麦粉 大1/2
白ワイン 50 ml
水 500 ml
コンソメキューブ 1/2個
塩の華 5つまみ(カマルグ使用)
粗挽き黒胡椒 適量(たっぷりと)
チーズ 適量 (今回はモツァレラ)
バゲットの薄切り 4切れ
にんにく 1片(ガーリックトースト用)
サラダ油 大1(炒め用)

*作り方*
◆スープ
1.玉ねぎを繊維をたつように薄切りし、鍋にサラダ油を熱し玉ねぎを弱火〜中火で飴色になるまでじっくり炒める。
(ルクルーゼなどの鍋を使って飴色玉ねぎを作る場合、炒め(中火)→蒸す(弱火)を繰り返すと疲れなくてよい。)
2.飴色玉ねぎが完成したら、小麦粉を振り入れ玉ねぎによく絡める。
3.中火にして白ワインを注ぎ、鍋の底にこびりついた旨味を木べらでこそぐ。
4.白ワインのアルコールが飛んだら水を注ぎ、ブイヨン・塩・胡椒を入れ蓋をしてしばらく煮込み、沸騰したら灰汁を取る。
5.最後に塩・胡椒で調味。

◆ガーリックトースト
1.薄切りしたバゲットをトースターで焼く。
2.焼き上がったらにんにくの断面をバゲットにこすりつける。

◆グラチネ
1.耐熱製の器に温かいスープを入れ、ガーリックトーストを表面に浮かべチーズをトッピングする。
2.オーブンまたはトースターでチーズがとろけてほんのり焼き色がつくまで焼く。
3.オーブンから取り出し、胡椒をガリガリして・・ボナペティ。

本来、トッピングのチーズはグリュイエールやエメンタールを使うようだが、今回は冷蔵庫にあったシュレッドされたモツアレラを使用。
お酒は白ワインを使ったがポルト酒や赤ワインを使ったりするレシピもあるので、いろいろ試してみたい。

2008年2月21日木曜日

ふらんす。

ずっと昔から、どこにいても比較的フランスのことをよく考えてるような気がする。
それは私だけに言えることでなく、フランスに恋してる人はみんなそうみたい。
今日は久々にフランス好きなお友達と集まった。
イタリアンのお店に行ったけど、フランスでよくキッシュを食べてたこと&この前自分で作ったキッシュが大失敗だったこともあり私はキッシュをオーダー。
キッシュも美味しかったけど、友達のラザニアやラビオリも魅力的な味だったので、次回はパスタ系に挑戦したい。

あぁ、次にフランスに行けるのはいつかな。

2008年2月20日水曜日

ツナとサワークリームのお食事マフィン。

実は少し前までマフィンはそんなに好きではなかった。
興味はあったけど甘そうだし、朝食やおやつに食べるのにはとってもずっしり重そうだしと敬遠していた。
でも最近ちょっと思いが変わってきている、結構マフィン好きかも!って。
夫は甘いおやつ系の方が好きみたいだけど、私はお食事マフィン、はなマル急上昇中。
先日のツナとサワークリームのマフィン、翌朝オーブントースターで温め直し朝食に。




とっても美味しゅうございました。

抹茶スフレロールなどなど。

先日、友達と作ったお菓子たち。
++抹茶スフレロール++

抹茶の味がしっかりするので抹茶好きにはたまらない。
若竹園の抹茶アイスを思い出す。)
このロール生地のレシピは先週作ったカスタードスフレロールのアレンジ版。
しっとりふわふわな、このロール生地のレシピがすっかりお気に入り。

++ショートブレッド++

さくさくと軽めのできあがり。
でも、ちょっと粉っぽいような。。。

そして急遽3品目も作ることに。
3品目はツナとサワークリームのお食事マフィン。
お食事マフィンはおやつマフィンよりも好きかも。

2008年2月18日月曜日

セロリとサキイカのサラダ3種

うちの定番、セロリとサキイカの3種盛り合わせ。
一番手前のこちらは七味唐辛子をまぶし、
真ん中は柚子練胡椒を、
そしてこちらは粗挽きの黒胡椒をガリガリと挽いたもの。

作り方は至って簡単。

*材料*
サキイカ 約30g
セロリ 6本
マヨネーズ 大さじ1と1/2
米酢もしくは白ワインビネガー 大さじ1
お好みの薬味 適宜
※マヨネーズの味によって酢の量は調整して下さいね!

*作り方*
1.サキイカは食べやすい長さにカットして細くさく。
2.セロリはピーラーでざっと筋を取り、3cm位の長さに千切りする。
3.マヨネーズと酢とお好みの薬味をセロリとサキイカによく絡める。
(同時に数種類作りたい場合はマヨと酢をサラダに絡めてから、取り分けてそれぞれの薬味を絡める。)
4.冷蔵庫で少し寝かせて、ボナペティ!

酒の肴にもぴったり。
ぜひお試しあれ。