2007年11月23日金曜日

アリグールの朝市と奇跡のメダイユ教会。

まとめ更新をしていると話題が前後してしまいます。。。
木曜日の出来事です。

朝、バスチーユの新オペラ座の前で妹と待ち合わせをしてアリグールの朝市に向かいました。
アリグールは火曜日から日曜日まで、常設市(以前の日記に登場)に加え前の広場で朝市が開れ、野菜や果物などの生鮮食品のマルシェの他にアンティク市(がらくた市)も立ちます。私は葉書売りのおじさんからポストカードを買いました。
ポストカードはフランスの各県毎にきれいに整理されて売られています。
私はモルヴァン、オーベルニュ、ブルゴーニュ辺りで心に響くものはないかと探してました。
すると山道を歩くシャロレ牛と牛飼いの青年が写っているモルヴァンの絵葉書発見。
ツボです。
朝市からの帰り、電車でその絵葉書を眺めていると消印が「24 MAI O7」。
フランスは「日/月/年」の順に表記するのですが、07年って!!
葉書からすると明らかに2007年のものではないし・・・
(フランスは西暦表記なので平成7年でも昭和7年でも、もちろんありません!)
ってことは、1907年!?
今からちょうど100年前の絵葉書。
100年の時を経て私の手元へやって来たなんてロマンティック。

そして以前も行ったオペラのクレープリーで腹ごしらえをして、
サンジェルマンデプレのバック通りにひっそりと佇む奇跡メダイユ教会へ。
この教会は1830年に聖母マリア様が出現したというカトリックの聖地のひとつ。
教会の中には、聖母マリア様の出現をご覧になられたという修道女カトリーヌがガラスの棺に生きたままのお姿で眠っておられます。
(独身時代、奇跡の泉で知られるルルドを訪れた帰り、同じく聖母マリア様の出現をご覧になられたベルナデッタの眠るヌヴェールの教会を訪れたことがありますが、ベルナデッタも同じく生きたままのお姿でガラスの棺に眠られていました。不思議ですね。)
教会の中は、とても厳粛なムード。
私達もお祈りをして、チャームを購入して帰りました。