今日はその中から生クリームのおはなし。
生クリームといえば液体が主流だと思うが、フランスには液体とクリーム状のものがある。
この2種類はもちろん朝市でもスーパーでも普通に買うことができる。

(ラスパイユのBIOマルシェにて購入。)

(レアールのマルシェにて購入。)

(ラスパイユのBIOマルシェにて購入。)
いずれも、朝市で酪農家の方から量り売りをしてもらったものである。
サンレジェ時代は近所の酪農家に空き瓶を預けたら数日後に出来たてを分けてくれていた。
こちらはもう少しテクスチャーが固めだった。
(ちょっと話は生クリームから逸れてしまうが、この酪農家に夕方牛乳瓶を持っていくとまだ温かい絞り立ての牛乳を、そして容器を預けておくと作りたてのフロマージュブランも買うことができた。)
これらのクリームタイプの生クリーム、酸味があってまろやかでコクがあり、たまらなく美味しい。
はちみつとの相性も最高で、クレープやパンと一緒に食べたりするのはもちろん、ホクホクに茹でたり蒸したりしたジャガイモ、人参やほうれん草、そして茹で上げたパスタに絡めて軽く塩・胡椒するだけでも最高だし、魚や肉を焼いた後のフライパンでソースを作る時に隠し味的に使うのもまた美味しい。
料理に使う場合は生クリームが入っていると気づかない程度に使うのがポイント。
常備しておくと非常に便利な一品だ。
アメリカにもないものか?
アメリカ人に聞いたら、液体生クリームをホイップした状態で売っているものを勧められたが違うんだなぁ。
Whole Foodsに行くと棚の隅っこにひっそりと売られていたが目が飛び出るほど高いので買えない。
すると灯台下暗し。
いつも行くTrader Joe'sに「フレンチタイプの生クリーム」として、さり気なく売られているではないか!



これから嬉しい冷蔵庫の常備品だ。