私たちのアパルトマンのすぐ近くに、
「パリの合羽橋」と呼ばれるパッサージュ(早い話が屋根付き商店街)が
あるというので行ってみた。
が、なんのことはない。
趣味の悪い(失礼!)洋服が山ほどならび、
業務用の棚やラッピング用品、マネキン人形などが売られていて、
肝心のキッチン用品なんて全く見あたらなかった。
おまけに娼婦も立っているというのだから、
カメラを取り出す気も起こらない。
パッサージュだからって、どこも素敵なわけじゃないのね。
家でランチをとり、気を取り直して再び街へくり出した。
ポンピドゥーセンターを横切り、
ミロの噴水を見て、
市庁舎前を通り過ぎ、
ノートルダム大聖堂。
せっかくなので、大聖堂の中に入ってみることにする。
祈りのろうそく、
そしてパイプオルガンの音色。
再び歩き出す。
目的地はサンミッシェルの本屋さん。
本屋さんの地下にある文具売り場で夫はノート類を調達。
よく歩いたことだし、ここら辺で休憩しよう。
今晩のバゲットは、モントグイユ通りのColletというパン屋さんにて。
今日のものは少しクラストが厚め。
そして塩気も強め。
明日から夫は大学なので、景気づけに今夜はステーキ。
日頃滅多に赤身のお肉が食卓にあがらないので、
よく味わって食べたことでしょう。
パリ滞在、残り86日。