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2008年2月15日金曜日

モントルグイユのカイザー。

パリでの3ヶ月、本当にお世話になった最寄りのパン屋エリック・カイザー、モントルグイユ店。
毎日の食の糧であるバゲットを買うのがメインで、時々クロワッサンやパン・オ・ショコラなどなど。
まだブログにのせてなかった写真では、フラン・ナチュールや・・・小さくて可愛らしいフィナンシェ。
パリには美味しいものがあふれていて食べたい物は山ほどあったけれど・・・悲しいかな、いくら食いしん坊でも胃袋にも懐にも限りがあるのですよ。

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し・・・

私の片想いは、まだまだ続く。

2008年2月8日金曜日

Maison COLLETのマカロン。

パリ、モントルグイユ通りで一際目を引くMaison COLLET。シックでどことなく高級そうな店構えで、それなりに客足も絶えない様子。
だけども、バゲットは残念ながら我が家好みではなかったので足を運ぶことはなかったが、ノエルの時期にお目見えしたサパン・ド・ノエル(クリスマスツリー)は個人に好きな感じで、お店の前を通るたび見とれていた。
写真はとってもイマイチだけど実際はとても素敵。

こちらのお店、マカロンは定番アイテムではないようだが、たま~に店頭に並ぶ。
見ため的には惹かれなかったので(バゲットもイマイチだったし。)ずっと買わずにいたが、最後の最後、駆け込みで買ってみた。
(近所だったし、毎日お店の前を通っていたので。)
ピスタチオとイチゴ。
良くも悪くも素朴な感じかな。

2008年2月1日金曜日

フランス版「しめ飾り」?


ノエルが過ぎた頃、モントルグイユ通りに小さなブーケを売るスタンドが立った。
そのブーケは一種類の枝でまとめられ、そしてその枝にはスグリのような透明がかった黄緑色をした小さな実がついている。
花売りのマドモアゼルに「これは何ですか?」と訪ねてみた。
すると「これは伝統的な新年の飾りで玄関の扉に飾ったりするの。」と。
(聞き間違えでなければ。)
まるで日本のしめ飾りや門松のよう!

その数日後、ラスパイユのBIOマルシェでも、このブーケを売るスタンドを見かけた。

ついこの前、年が明けたような気がするけれど今日から2月。
私たちのアメリカ生活もあと4ヶ月半だ。


2008年1月17日木曜日

馬肉屋のお話。

私が大学時代に公開されたギャスパー・ノエ監督の映画『カルネ』。
馬肉屋を営む父と口の利けない娘の歪んだ親子愛を描いた40分の短編映画。
衝撃的な馬の屠殺シーンから始まるこの映画、独特のカメラワークと小気味よいテンポで話は進んでいく。
忘れられない映画のひとつだ。

パリで暮らしていた時、近所のモントルグイユ通りに馬肉屋があった。
このお店の前を通るたびに映画『カルネ』を思い出してしまうので、すごく気になる存在であったが、一度もお店が開いた姿をみたことがない。
いつも鉄格子のシャッターは閉まっているが、鉄格子の間からお店の中を覗き見ることができる。
お店の奥では青白い滅菌灯が不気味な光を放ち、大きな肉の塊がひとつだけぶら下がっている。
日によって肉のぶらさがってる位置や肉の大きさが変わっていたりするから、何者かが常に出入りしていると思われる。
その上、店内の配置が少し変わったり、ノエルが近くなるとツリーが飾られ、更に摩訶不思議なことにノエル前日にはツリーがお店の外に出てきたのだ。
全くもって不思議すぎる。
だから私は、毎日このお店の前を通るたびに頭の中でいろんな想像をふくらませてしまう。

ある日のこと、このお店の中で肉屋の服を着た白髪の老人が肉の塊を切っていた。
この日は後姿しか確認できなかったが、その数日後、遂にその老人の顔を見ることができた。

私はその老人を知っている!!
多分、数メートル先の肉屋のムッシュではないか!!

私はいささか興奮気味に、その肉屋に小走りで向かいお店の名前を確かめようとした。
馬肉屋の名前は『Julien Davin』。
肉屋の名前にその秘密が何か隠されているのではないかと思ったからだ。

肉屋のテントには『肉屋 JD』と書いてある。
馬肉屋『Julien Davin』のイニシャルではないか!

それから数日が過ぎた。
私は牛のお肉を挽いてもらおうと、この肉屋へ行った。
私の前に並んでたマダムもどうやら挽肉を買いに来たようだが「挽肉は売り切れだ。」と言われ、マダムは何も買わずに帰って行った。
私の順番になった。
「ボンジュール、ムッシュ。
私も挽肉を買いに来たのだけど、売り切れなの?」と、私。
すると肉屋のムッシュ、「マダム、あなたも馬肉かい?馬肉は売り切れだけど、牛ならあるよ。」と。
私は心の中で(正体みたり!!)と叫んだ。

それから更に数日後のこと。
馬肉屋から肉をのせたトレーを片手に例のムッシュが出てきて、鼻歌まじりに『肉屋 JD』に入っていく姿を目撃。
謎は完全に解けてしまった。

そんなムッシュの姿を見て、この3ヶ月ずっとずっとミステリアスにいろんな想像を膨らませてきた自分が急におかしくなってしまった。

2007年12月29日土曜日

cité internationale universitaire de paris

建築好きな夫の提案で、パリ大学国際都市へ行ってきた。
このパリ大学国際都市とは、世界中からの留学生のための学生寮群。
注目すべきは、ル・コルビジェが設計したスイス館とブラジル館。
こちらはスイス館。


そしてこちらがブラジル館。



コルビジェの設計した家に住めるチャンスなんて絶対ないので、ここに暮らす学生達はなんて幸運なんだろう。

これらの他にもいろいろな建築様式の建物が見られるので、建築好きな人にはおすすめの場所だ。

夕方、モントルグイユ通りに立つ牡蠣の出店で1ダース牡蠣を買って帰り、きんきんに冷やしたシャブリと一緒に胃袋へ放り込んだ。パリ最高♪

2007年12月24日月曜日

クリスマス・イヴ。

今日はクリスマス・イヴ。
パリの街はいつもにも増して活気がある。
なんだか日本の大晦日を思い出す雰囲気だ。
そんな中、我が家もささやかながら買い出しに出かけた。 お昼はサンミシェルにあるケバブ屋さんでランチ。

ケバブは安くて美味しいし、お腹がいっぱいになるので頼もしい。

辺りが暗くなった頃、シャンゼリゼのイルミネーションを見に行った。家へ戻り、クリスマスソングをかけてクリスマスディナー開始。まずはシャンパーニュで乾杯☆ コルクがとっても可愛らしかったので写真に。こちらはモントルグイユ商店街の出店(一番上の写真)で調達したノルマンディ産の牡蠣。赤はニコラセレクションのブルゴーニュのピノ・ノワール。
お手頃な値段だったけど、なかなか美味しかった。

■2007年ノエルメニューの覚え書き■

生牡蠣、サラダ2種類、田舎風パテ(BIOマルシェで買った物)、子牛のソテ、フロマージュ(サンマルセラン、シェーヴル)、バゲット(カイザーのマルゼレブ)、デセールはクレープ。

2007年10月15日月曜日

Rue Montorgueil

私たちのアパートの近く、食料品店のひしめきあうモントルグイユ通り。
かつてはここに大きな市場があり、パリの胃袋と呼ばれていた。
現在その市場はパリの外れへと移転してしまったが、その名残なのかモントルグイユ通りには食料品店がとても多い。
そして、ここは私たちの食卓の中心でもある。
ほぼ毎日この通りに足を運び、必要な分だけ買っている。
約300メートルの通りの中に、
野菜屋 2軒果物屋 1軒
パン屋 5軒
肉屋 3軒
魚屋 1軒
チーズ屋 2軒
酒屋2軒
薬局 3軒
靴の修理屋 1軒
小さなスーパー 4軒
加工肉屋に総菜屋、オリーブオイル屋、カフェに食べ物屋に、、、
ざっと思い浮かぶものをあげてみたが、ここに買い物に来るだけでじゅうぶんに生活ができてしまう。

昔ほどではないと思うが、日本よりも小売店が元気。
「餅は餅屋」といわれるように、やっぱりその専門店で必要な分だけ買うのが一番新鮮で美味しい。
極端な話、ハムだって1枚単位で買えるしのだから。
(実際、フランス人もそうしているから大丈夫。)
ミンチもその場で挽いてくれるし、嬉しいことだらけ。

通りの一番端っこには、ひっそりとスタバがあったりもする。この通りの活気とは裏腹に、いつもお客さんも多くなくて寂しげな感じ。

ところで今一番欲しいのは、フランスの家庭料理のレシピ本。
フランスの食材をフル活用したいので、以前のブログにも登場した料理本専門店Librairie Gourmandeで探してみてはいるんだけど、たくさん本がありすぎて選べない。
そうこうしているうちに滞在が終わってしまわないようにしたい。
おすすめ料理本がある方は、是非ご一報下さい!

パリ滞在、残り75日。